そもそも仕事したくないと思うことは、誰にでもあり普通のことです。
それでも頑張ってきたという方が多いのではないでしょうか。
ブラック企業なら早く転職することをおすすめします。
その他の対処法としては、休暇を取る、上司に相談する、働き方を変える、転職などが考えられます。
あまり無理をすると、心身ともに病気になるので我慢している場合ではありません。
無職でいるというのは難しいですが、人間関係を減らしたい人には、IT業界や個人で在宅のお仕事などを検討するのもひとつです。
そもそも仕事したくない
そもそも仕事したくないと思うことは、誰にでもあります。
(仕事が好きで、仕事したくないなんてと思ったこともない、という方もいるかもしれませんが。)
仕事しなくてもお金の心配なく暮らせるなら、いいですよね。
それでも、今まで頑張ってきたけど、もうしたくないと思うのは、こんな時ではないでしょうか。
- 長時間労働があたりまえ
- サービス残業があたりまえ
- なかなか休めない
- パワハラやセクハラがある
- 何も褒められない
- 給料が上がらない
- 成長できる感じがしない
- 正当に評価されない
- 昇格したら責任が増えるばかり
- 仕事が合わない
…などなど。
また、労働環境に直接関係ない理由の場合もあります。
- 自分に合う仕事が分からない
- 誰のために働いているのか分からない
- もっと家事や育児、親の介護などに専念したい
などですね。
仕事したくないのは甘えなの?
仕事したくないのは甘えではありません。
ブラックなら転職がおすすめ
たとえば、先ほど挙げた「長時間労働やサービス残業などがあたりまえ」の会社であれば普通のことです。
個人のやる気や根性の問題ではなく、労働環境の改善が必要です。
このような会社は、はっきり言ってブラック企業です。
できれば早く転職しましょう。
一人で処理しきれない事を避けるのは、甘えではないしクズでもありません。
一人で処理しきれない事を、安易に引き受けて逃げるのを無責任と言います。
無責任な人が、難を逃れようと誰かに押し付けることが甘えです。
(その成果を自分の手柄にして、出世していく人をクズと言います)
あわてて転職する前に
ブラック以外の理由で仕事したくないという場合は、慌てて転職する前にできることがあるかもしれません。
たとえば、たまには連休を取る、仲間や上司または人事部に相談する、異動させてもらう、仕事量を減らしてもらう、などが考えられます。
20代
20代であれば、もう少し頑張ってみてはどうでしょうか。
そうは言っても、深刻な事態を無理して我慢することはありません。
派遣社員に働き方を変えることもできるし、未経験の業種や勉強など、まだいくらでも挑戦できます。
30代
30代になると、何がなんでも頑張るしかないかもしれません。
それでもダメなら転職ですが、できれば今までのスキルや経験を活かすことができ、積み重ねができる仕事が良いと思います。
40代
40代は、できれば現状の改善をするほうが良いでしょう。
しかし、40代の転職が絶対に無理というわけではありません。
転職エージェントに相談して、実際に動いてみるだけで気分的にもかなり違うはずです。
何か決めないといけないという心配はないので、いろいろ話をしたり聞いたりすることができます。
50代
50代も、やりたいことがハッキリしない以上は、できれば現状の改善をするほうが良いでしょう。
ただ話を聞いてくれる人がほしいという場合は、WEBサイトに悩みを相談できるサービスがたくさんあります。
また、50代専門のキャリアコーチングに相談すると道が開けるかもしれません。
働くのがめんどくさい…
働くのがめんどくさいと思うことも、誰にでもあります。
これから社会に出る若い人でも、中高年でも。
理由は人それぞれです。
- とにかく好きなことだけしていたい
- 毎日同じことの繰り返しで刺激がない
- 誰がやってもいい仕事で自分じゃなくてもいい
- 家にいると世間体が悪いから働いているだけ
- 毎日同じ場所に出勤することが性格に合わない
- 成長したいとも褒められたいと思わない
- 職場で仲間が欲しいとは思わない
- 仕事をすること自体が好きになれない
- 特別な贅沢をするほど稼ぎたいとは思わない
- やりたいことが何もない
など、いろいろあります。
一つ目の「とにかく好きなことだけしていたい」人は、好きなことを仕事につなげられたら幸せですね。
好きなことがハッキリしている人は、誰かに何か言われなくても動きます。
二つ目以降の理由の場合は、やりたいことはなく働きたくもない感じです。
これらのことも、多くの人が普通に思うことで甘えではありません。
思うだけなら良いですが、無理なことを思い通りにしたくて誰かに絡むのは甘えです。
刺激がないだけで特に問題がないなら、上司に相談する、異動させてもらう、などが考えられます。
やりたいことの具体的な目的や計画を考えながら働きましょう。
好きなことが何かも分からず、生活のために働く人も多くいます。
私も、毎日同じことの繰り返しで刺激を感じなく、めんどくさくなったことがあります。
天職に就いている人がうらやましく感じていました。
その時にハッとなった話があります。
製材所で働いていた頃のことです。
安全で良い職場でしたが、木材を切るだけの毎日に飽きてしまいました。
近所の職人さんたちの家に、材料を運搬することも仕事でした。
挽物師、指物師、彫刻師などの様々な職人がいました。
やりたいこともない自分にとっては、いつも輝いて見えます。
ずっと前から、ひとつ聞きたいことがありました。
「○○さんにとって、この仕事は天職ですか?」
こう答えてくれました。
「テンショク?若い奴の言葉は知らねえけど、まあ毎日必死にやってきたら年を取っただけで、今だって嫌なこと多いよ」
表舞台に関心はないけど、国宝級の腕を持つ人たちです。
「技術の世界はな、100%の練習あるのみで運は1%もない。木工品は技術と知恵の結晶なんだ」
帰り際に、こうも言われました。
「木は自分で逃げられないだろ。その木を削っているとな、自分よりも弱い者を思い通りにしてはいけないと思うよ、そうだろ」
天職という言葉を、いちいち気にしながら働いてきたわけではありません。
職人さんたちの姿は、一日一日を生きてきた結果です。
天職という言葉に、振り回されていた自分に気づきました。
20代でも50代でも、やりたいことがハッキリしなくても何でもありません。
好きなことが分からない人は、考えるよりもまずはやってみて感じること。
少しでも楽しいなら、そのまま続けてみていろいろな自分に気づくこと。
それらのことが、本当の自分自身です。
いまのそれぞれの段階で、目の前のことにひとつずつ対処するのも大事なことです。
そもそも仕事したくないと思うのは病気なのか
そもそも仕事したくないと思うのは、病気ではありません。
たとえば、長時間労働やサービス残業、なかなか休めないなどがあたりまえの会社であれば普通のことです。
このようなブラック企業では他にも、法定休日をクリアしていない、人員配置が基準より少ないなどの共通した特徴があります。
そんな仕事を無理して我慢することが、病気の原因です。
また、パワハラやセクハラ、職場の仲間どうしが険悪な雰囲気などを我慢していると、心の病気になります。
主に人間関係の悪化が、心の病気につながりやすいです。
どのような状態が深刻かは自覚しにくいですが、一般的に言われている目安があります。
- 眠れない
- 感情のコントロールができない
- 物事に集中できない
- 趣味にも関心がない
- いつも不安
- 食欲がない
- 動きが速くなる(または遅くなる)
- 理由もなく涙がでる
- 動悸、吐き気、腹痛
- ネガティブにしか考えない
このような体調の異変がある場合は、心療内科など早めに受診することが大切です。
実際にこの状態になると、多くの人は「まさか自分が」「人に知られたくない」などと一歩遅れます。
遅れたために、こじれてしまうこともよくあります。
私は、ブラック企業で働いていたこともあるので、実際身近に数名いました。
相談相手をするうちに、本当に人それぞれで全然違うものだとわかりました。
心の傷は見えませんし、心は思い通りになりません。
だからこそ、誰にでも患う可能性があります。
誰にでも可能性があるから、決して恥ずかしい病気ではありません。
仕事したくない、無職でいたい
仕事しないで無職でいたいと思うことも、多くの人が考える普通のことです。
無職でいるためには、不労収入が必要になります。
株式を所有して利益を得るか、大家さんみたいに家賃収入を得るかです。
これには資金や知識が必要ですね。
この他には、パートナーが養ってくれるなら、無職でいられそうです。
でも何があるかわからないので、相手に頼りっきりではちょっと不安ですよね。
また、生活保護はどうだろうと思うかもしれません。
しかしこれは、生活に困窮している人を保護・保障するための制度です。
次のようなことについて、当てはまるかどうかを調べられます。
- 1ヶ月の世帯収入が最低限以下
- 家族や親族の援助がない
- 車、土地、貯金がない
- 病気などで動けない
ほとんどの場合、しばらくは実家の親を頼るか、貯金を切り崩しながらのんびりします。
やはり、いつかは働かないといけません。
余談ですが・・・
10年前、トルコ東部へ旅行に行き、その地域の男性は全員働かないという光景を見ました!
みんな喫茶店でくつろいでいました。
男性は働かない民族もあるんですね。
人と関わりたくないから働きたくない人に向いてる仕事は?
人とできるだけ関わらないで働きたい人は、IT業界が向いています。
会社の仕事として、最低限の人数と関わることはあたりまえですが、次のような特徴があります。
- 人間関係が少ない
- 在宅で仕事ができる
会社員ではなく、個人で働くこともできます。
例えばこのような職業ですね。
- WEBライター、WEBデザイナー
- アフィリエイター、ブロガー
- Youtuber
- プログラマー
人間関係が原因で仕事を辞めると、本当に仕事そのものが嫌になります。
そのような情報が溢れているから、話が苦手な若い人は社会に出る前から不安です。
仕事の悩みとは、誰にとっても人間関係がほとんどと言って過言ではありません。
だから、人間関係さえ良ければ、向かないと思う仕事が意外と続くこともあります。
農業や田舎で生活することに興味があれば、自給自足(または、それに半自給自足)という方法もあります。
人口が減り続けている地域は、人間関係が少ないです。
田舎は、あまっている土地や空き家が多くあります。
家や助成金を用意している地域は、30代や40代でも大歓迎です。
すでに実践している人たちが、日本全国にいます。
友だち数人で、若い夫婦2人で、仲間10人くらいで会社としてなど様々です。
そのような人たちが、Youtubeでも発信しています。
実際に会いに行って、いろいろ教えてもらうのも面白そうです。