キッチンなどのシンクのサビは、重曹を振りかけてこすり落とすか、メラミンスポンジで落としましょう。
落ちない場合は、クレンザーを使ったり、重曹とクエン酸水（お酢・レモン汁）を使いましょう。
賃貸物件のシンクにサビを発生させてしまうと、退去時にサビを落とすための清掃費用を負担しなければならなくなります。
引越しの時に困らないように、錆びの落とし方をご紹介するので参考にしてください。
（元からサビがあった場合は、管理会社への連絡を忘れずに！）
キッチンシンクのサビの落とし方
賃貸物件のキッチンシンクのサビは、軽度なものなら重曹、またはメラミンスポンジだけでこすり落とすことができますよ。
取れない場合は、クレンザーや「重曹+クエン酸水」で落としましょう。
まずは軽いサビの落とし方から。
重曹を振りかけてこする
シンクに重曹をたっぷりと振りかけて、柔らかいスポンジでこすり洗いをしましょう。
この時、タワシや硬いスポンジを使ってはいけません。
シンクが傷ついてしまう可能性があるからです。
賃貸物件なので、傷つけないように気をつけてくださいね。
重曹はケチらずにたっぷりと使った方が、錆びを落としやすいのでおすすめです。
メラミンスポンジでこする
水で濡らして絞ったメラミンスポンジでこするのも、シンクのサビ除去に効果的です。
私もよく掃除でメラミンスポンジを使うのですが、比較的頑固な汚れやサビなどもきれいになりますよ。
スポンジの袋にも使い方が書いてあると思いますが、メラミンスポンジは必ず水で濡らしてから使用してくださいね。
重曹で落ちないならクレンザーやクエン酸を使って
シンクのサビが、重曹やメラミンスポンジで落ちなかった場合は、マイルドタイプのクレンザーか、重曹+クエン酸水で落としましょう。
マイルドタイプのクレンザーを使う
マイルドタイプのクレンザーをサビ部分に振りかけて、柔らかいスポンジでこすり洗いをしましょう。
クレンザーは、シンクを傷つけないようにマイルドタイプのものを使用してくださいね。
重曹とクエン酸でサビを落とす
頑固で厄介なシンクのサビには、重曹とクエン酸スプレーを使いましょう。
クエン酸スプレーは、水200mlに対してクエン酸小さじ1くらいを溶かすだけ。
スプレー容器で振り混ぜれば簡単です。
クエン酸水の代わりに、お酢やレモン汁でもOKです。
落とし方は、まずシンクのサビに重曹をたっぷり振りかけます。
次に、重曹の上からクエン酸水をたっぷりスプレーして、15分～30分そのままにしておきます。
時間が経ったら、柔らかいスポンジか、メラミンスポンジでこすり洗いしましょう。
重曹だけでは落ちないシンクのサビも、クエン酸をプラスして発泡させることで、より効果的に除去することができますよ。
賃貸でシンクのサビが最初からあったら管理会社に連絡を
賃貸物件の場合、入居時からシンクにサビが…ということもあるでしょう。
その場合は、自分で除去する必要はありません。
ただし、賃貸物件のシンクに入居時からサビがあったことを、物件の管理会社か大家さんに伝えておく必要があります。
すぐに写真を撮影して、管理会社（不動産屋さん）や大家さんに伝えましょう。
そうすれば、退去時に修繕や清掃の費用を負担する必要はなくなります。
シンクのサビではないのですが、私も以前住んでたマンションで、入居時からバスタブに変色がありました。
そのため、入居してすぐに管理会社に伝えましたよ。
賃貸物件の場合は、不具合や汚れなどが元からあった場合は、管理会社もしくは大家さんにそのことを伝えておかないといけません。
退去時に、あなたが修繕や清掃の費用を負担することになってしまうので気を付けましょう。
ちなみに、入居時に汚れなどが気になる場合は、管理会社に相談してみるといいでしょう。
掃除を手配してくれるかもしれません。
シンクのサビ、退去時にどうなる？
賃貸物件の場合、原状回復が基本です。
そのため退去する時は、入居時と同じ状態にしなくてはなりません。
入居中にシンクにできたサビは、当然元のきれいな状態にしなくてはなりませんね。
そのまま退去すると清掃費用が必要になる可能性が高いですが、管理会社によっても違いがあります。
不動産屋さんに聞いてみるのが確実です。
先ほどお伝えしたように、入居時にすでにサビがあったのならその状態で大丈夫です。
しかし、写真を撮ったり管理会社に伝えていないと、いつできたサビかはわかりませんね。
その場合は、退去時にサビを落とすための清掃費用を負担しなければならなくなるでしょう。
（連絡していなかった場合は、ダメ元で相談してみましょう）
さいごに
サビとは違いますが、以前住んでいたマンションは、結露がひどくて壁紙が染みのようになってしまいました。
不動産屋さんに問い合わせたところ、基本、クロスは退去後に貼り換えるから良いとのことでした。
毎回貼り換えるなんて想像もしていなかったのでびっくりしましたが、そのような会社もあるんですね。
（敷金の中に含まれていたのだと思いますが…）
管理会社によって異なるので、困ったことがあったらどんどん聞いてみると良いと思いますよ。